カスタム・イメージのエクスポート
Oracle Cloud Infrastructureコンパートメント内のコンピュート・カスタム・イメージをエクスポートします。
イメージのエクスポートを実行するには、イメージに対するオブジェクト・ストレージ・バケットへの書込みアクセス権が必要です。詳細は、オブジェクト・ストレージの概要およびユーザーにオブジェクトをオブジェクト・ストレージ・バケットに書き込ませるを参照してください。
コンソールを使用してイメージをエクスポートするには
- 「カスタム・イメージの計算」リスト・ページで、エクスポートするカスタム・イメージを検索します。リスト・ページの検索に関するヘルプが必要な場合は、カスタム・イメージのリストを参照してください。
- 関心のあるカスタム・イメージを選択します。
- 「アクション」メニュー(
)から、「エクスポート」を選択します。
-
イメージのエクスポート先となるオブジェクト・ストレージの場所を指定します:
- オブジェクト・ストレージ・バケットにエクスポート:バケットを選択します。次に、エクスポートされたイメージの名前を入力します。機密情報を入力しないでください。
- オブジェクト・ストレージURLにエクスポート:オブジェクト・ストレージURLを入力します。
-
「イメージの形式」リストで、イメージのエクスポート先の形式を選択します。次の形式を使用できます:
- QCOW2イメージとOCIメタデータ(.oci)を含むOracle Cloud Infrastructureファイル。この形式を使用して、他のテナンシまたはリージョンにインポートするカスタム・イメージをエクスポートします。
- QEMUコピー・オン・ライト(.qcow2)
- Oracle VM VirtualBoxの仮想ディスク・イメージ(.vdi)
- Hyper-Vの仮想ハード・ディスク(.vhd)
- 仮想マシン・ディスク(.vmdk)
- 「イメージのエクスポート」を選択します。
「イメージのエクスポート」を選択すると、イメージの状態が「エクスポート中」に変更されます。イメージは、イメージが作成されたときのVMまたはBMインスタンスのブート・ボリュームおよびメタデータのコピーで、インスタンスの現在の状態を取得します。カスタム・イメージをエクスポートすると、指定したオブジェクト・ストレージの場所にデータがコピーされます。イメージのエクスポート中もインスタンスを起動できますが、エクスポートが完了するまでイメージを削除することはできません。操作の進行状況を追跡し、インスタンスの作成中に発生したエラーをトラブルシューティングするには、関連付けられているワーク・リクエストを使用します。
エクスポートが完了すると、イメージの状態は「使用可能」になります。イメージの状態が「選択可能」に変わっても、指定したオブジェクト・ストレージの場所にエクスポートされたイメージが表示されない場合、エクスポートに失敗しました。イメージをエクスポートするステップを再度実行する必要があります。
カスタム・イメージをエクスポートするには、イメージ・エクスポート・コマンドおよび必須パラメータを使用します:
oci compute image export to-object --from-json <file://path/to/file.json>
<file://path/to/file.json>は、インスタンスの詳細を定義するJSONファイルへのパスです。JSONファイルの例を生成する方法の詳細は、JSONの拡張オプションを参照してください。
コンピュート・サービスCLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コンピュート用コマンドライン・リファレンスを参照してください。
APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。
次のAPI操作を使用してイメージをエクスポートします: