子テナンシの作成
親テナントとして、新しい子テナントを作成したり、既存のテナントを組織に招待したりできます。新しく作成された子テナンシは、組織のデフォルトのサブスクリプションから消費します。新しい子テナンシが別のサブスクリプションから消費するようにする場合は、「サブスクリプション・マッピング」ページで、作成されたテナンシを別のサブスクリプションに再マップできます。
作成中に新しい子テナンシにガバナンス・ルールをアタッチすることも、後で戻ってルールをアタッチすることもできます。子テナンシの作成前にガバナンス・ルールをアタッチするには、最初に「ガバナンス・ルール」ページでガバナンス・ルールを作成して、新しい子テナンシの作成時に選択できるようにします。
作成された子テナンシは、親テナンシの現在のデフォルト制限を継承します。子テナンシは、他のテナンシと共有されない独自の制限セットを受け取ります。
ノート
Free Tierまたはトライアル・テナンシは、最初に有料に変換されないかぎり、新しい子テナンシを追加したり、組織の一部になるように招待することはできません。アップグレードの詳細は、アカウント・アップグレードの概要を参照してください。次の表では、価格設定モデルに基づいて実行できる子テナンシの作成および招待アクションについて説明します。
価格設定モデル テナンシの作成可能 テナンシを招待可能 招待可能 Pay As You Go 番号 Yes Yes 年次コミット Yes Yes Yes 資金調達割当て Yes Yes Yes カスタム Yes Yes Yes トライアル/Free Tier 番号 番号 番号 子テナントを作成するには、テナンシ名や指定された管理者電子メールなどの必要な情報を指定する必要があり、子テナンシ管理者への電子メール通知にサインイン手順が提供されます。作成された(子)テナンシは、組織のデフォルト・サブスクリプションから自動的に消費するため、すべての使用量に対する請求が、サブスクリプションのレート・カードに基づいて行われます。親テナンシは、子テナンシの使用量についても責任を負います。
子テナンシ管理者は、テナンシをアクティブ化する手順を受信し、パスワードおよびMFAを設定します。
oci organizations child-tenancy createコマンドおよび必須パラメータを使用して、子テナンシを作成します:
oci organizations child-tenancy create --admin-email [text] --compartment-id, -c [text] --home-region [text] --tenancy-name [text] [OPTIONS]
CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。
CreateChildTenancy操作を実行して、子テナンシを作成します。