アプリケーション・ゲートウェイ・サーバーの構成
アプリケーション・ゲートウェイ・サーバーを初めて起動する前に、IAMと接続するようにサーバーを構成する必要があります。
-
PuTTY
などのSSHクライアントおよび次の資格証明を使用して、アプリケーション・ゲートウェイ・サーバーにサインインします。- ローカルホスト・ログイン:
oracle
- パスワード:
cloudgateR0X!
最初のログインで、プロビジョニングされたパスワードを変更する必要があります。
- ローカルホスト・ログイン:
-
sudo yum updateinfo list security all
コマンドを実行して、sudoパスワードを指定します。このコマンドは、アプリケーション・ゲートウェイのOracle Linuxサーバーのセキュリティ・エラッタをリストします。最新バージョンのパッケージでセキュリティ関連のエラッタを使用できるすべてのパッケージを更新するには、sudo yum --security update
と入力します。 -
telnet <identity-domain-tenant>.identity.oraclecloud.com
コマンドを実行して、アプリケーション・ゲートウェイ・サーバーがIAMインスタンスにアクセスできることを確認します。 - 更新を適用したら、アプリケーション・ゲートウェイ・サーバーを再起動します。
-
/scratch/oracle/cloudgate/ova/bin/setup
フォルダに移動し、このフォルダに存在するcloudgate-env
ファイルを編集します(vi cloudgate-env
)。 -
次のパラメータに値を入力し、ファイルを保存します:
-
IDCS_INSTANCE_URL: アイデンティティ・ドメイン・インスタンスのURL。
例:
https://idcs-123456789.identity.oraclecloud.com
-
CG_APP_TENANT: アイデンティティ・ドメイン・インスタンスのテナント名。
例:
idcs-123456789
-
CG_APP_NAME: IAMコンソールでのアプリケーション・ゲートウェイの登録中に書き留めたクライアントIDの値。
-
CG_APP_SECRET: IAMコンソールでのアプリケーション・ゲートウェイの登録中に書き留めたクライアント・シークレットの値。
-
CG_CALLBACK_PREFIX: アプリケーション・ゲートウェイがSSLモード(HTTPS)で構成されている場合は、値を
https://%hostid%
に設定します。それ以外の場合は、このパラメータの値としてhttp://%hostid%
を使用します。
-
-
/usr/local/nginx/conf/nginx-cg-sub.conf
のリゾルバ・エントリに適切なDNSサーバーのIPアドレスがあることを確認します。nslookup <your_identity_cloud_service_domain>
コマンドを実行し、Server
IPアドレスが/usr/local/nginx/conf/nginx-cg-sub.conf
ファイル内のresolver
エントリと同じであることを確認します。そうでない場合は、このファイルを適切に更新します。 -
/scratch/oracle/cloudgate/ova/bin/setup
フォルダで、./setup-cloudgate
コマンドを実行します。プロンプトが表示されたら、y
と入力して構成を続行します。