Oracle Cloud Infrastructureドキュメント

アイデンティティ・ドメインの非アクティブ化

IAMで、テスト目的などのために、一時的にのみ必要なアイデンティティ・ドメインを作成する場合があります。アイデンティティ・ドメインは使用されていないときに非アクティブ化し、必要なときに再アクティブ化できます。アイデンティティ・ドメインは、削除する前に非アクティブ化する必要があります。

デフォルト・アイデンティティ・ドメインまたはサインイン先のアイデンティティ・ドメイン(現在のドメイン)は非アクティブ化できません。

アイデンティティ・ドメインを非アクティブ化する前に、すべてのクラウド、Oracle、カスタムおよびエンタープライズ・アプリケーションを非アクティブ化する必要があります。Oracle Cloud Servicesでアプリケーション・サービスによって作成されたすべてのアプリケーション(たとえば、AnalyticsINST-OAC1)も非アクティブ化する必要がありますが、Oracle Cloud Services (たとえば、ADWC)のエンタイトルメント・アプリケーションも非アクティブ化する必要はありません。

管理者がアイデンティティ・ドメインの非アクティブ化を開始するとすぐに、アイデンティティ・ドメインは非アクティブ化状態に移行し、ユーザーはそれに対して認証できなくなります。

ノート

有料層アイデンティティ・ドメインでは、非アクティブ化しても引き続きコストが発生します。追加コストが発生しないようにするには、アイデンティティ・ドメインを削除する必要があります。
    1. ナビゲーション・メニューを開き、「アイデンティティとセキュリティ」をクリックします。「アイデンティティ」で、「ドメイン」をクリックします。
    2. 非アクティブ化するアイデンティティ・ドメインの名前をクリックします。必要なドメインを見つけるには、コンパートメントの変更が必要になる場合があります。
    3. 「他のアクション」をクリックし、「非アクティブ化」を選択します。
    4. 非アクティブ化を確認します。

      アイデンティティ・ドメインは、「非アクティブ」ステータスです。

  • アイデンティティ・ドメインを非アクティブ化するには、oci iam domain deactivateおよび必須パラメータを使用します:

    oci iam domain deactivate --domain-id domain_ocid [OPTIONS]

    CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。

  • DeactivateDomain操作を実行して、アイデンティティ・ドメインを非アクティブ化します。