プロビジョニング・ブリッジのログ・ファイルの管理

プロビジョニング・ブリッジをインストールして起動した後、トラブルシューティングのためにログ・ファイルへのアクセスが必要になる場合があります。これらのファイルは、logsフォルダにあります。

logsフォルダは、プロビジョニング・ブリッジの作成時にプロビジョニング・ブリッジ・クライアントのファイルを解凍するために作成したディレクトリに格納されます。

プロビジョニング・ブリッジのすべてのログ・ファイルが格納されているフォルダ・パスと、それらのログ・ファイルのログ・レベルを変更できます。これを行うには、log4j.propertiesファイルを変更します。

log4j.propertiesファイルは、プロビジョニング・ブリッジ・クライアントのファイルを解凍するために作成したディレクトリのconfフォルダ内にあり、プロビジョニング・ブリッジが実行するロギング操作に関連付けられたプロパティが含まれています。

  1. confフォルダに移動します。
  2. テキスト・エディタを使用して、log4j.propertiesファイルを開きます。
  3. ファイル内で、次のコード行を見つけます: property.baseLocation = ./logs/
  4. property.baseLocationパラメータの値を、プロビジョニング・ブリッジのすべてのログ・ファイルを格納するフォルダ・パスに変更します。
  5. 次のコード行を見つけます: filter.threshold.level = error
  6. filter.threshold.levelパラメータの値を、次のいずれかのログ・レベルに変更します:
    ログ・レベル 説明
    all すべてのイベントを取得します
    debug プロビジョニング・ブリッジのデバッグに役立つ詳細な情報イベントを取得します
    error プロビジョニング・ブリッジの実行を継続できる可能性のあるエラー・イベントを取得します
    info プロビジョニング・ブリッジの進行状況を概要レベルでハイライトする情報イベントを取得します
  7. log4j.propertiesファイルを保存して閉じます。
ノート

log4j.propertiesファイルに加えた変更を有効にするには、プロビジョニング・ブリッジを停止してから再起動する必要があります。また、プロビジョニング・ブリッジを停止してから再起動するには、3分待機する必要があります。