キー参照のスケジュール済削除の取消し

OCI外部キー管理でスケジュール済キー参照の削除を取り消す方法を学習します。

「キー参照の削除」の説明に従って、キー参照の削除がリクエストされたときに開始する7日間の待機期間中に、キー参照のスケジュールされた削除を取り消すことができます。待機期間が終了すると、外部キー管理はキー参照を削除し、キー参照をリカバリできません。ただし、外部キー管理システムに格納されている暗号化キーはOCIによって削除されません。

    1. ナビゲーション・メニューを開き、「アイデンティティとセキュリティ」「外部キー管理」の順に選択します。
    2. 「外部キー管理」ホーム・ページで、リストからボールトを選択します。
    3. 「Vaultの詳細」ページで、キー参照を選択します。
    4. 「キー参照の詳細」ページで、「削除の取消」を選択します。

      削除を取り消すと、キー参照は「アクティブ」状態に設定されます。削除のスケジュール時に開始する7日間の待機期間中にのみ、スケジュールされた削除を取り消すことができます。

  • コマンド・プロンプトを開き、oci kms management key cancel-deletionを実行してキー参照の削除を取り消します。

    oci kms management key cancel-deletion -external-key-reference-id <target_key_id> --endpoint <control_plane_url>

    Vault CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • キー参照の削除を取り消すには、管理エンドポイントとともにCancelKeyDeletion APIを使用します。

    ノート

    管理エンドポイントは、作成、更新、リスト、取得、削除などの管理操作に使用されます。管理エンドポイントは、コントロール・プレーンURLまたはKMSMANAGMENTエンドポイントとも呼ばれます。

    暗号化エンドポイントは、暗号化、復号化、データ暗号化鍵の生成、署名、検証などの暗号化操作に使用されます。暗号化エンドポイントは、データ・プレーンURLまたはKMSCRYPTOエンドポイントとも呼ばれます。

    管理エンドポイントおよび暗号化エンドポイントは、ボールトの詳細メタデータにあります。手順については、Getting a Vault's Detailsを参照してください。

    キー管理、シークレット管理およびシークレット取得APIのリージョナル・エンドポイントについては、APIリファレンスおよびエンドポイントを参照してください。

    APIの使用およびリクエストの署名の詳細は、REST APIのドキュメントおよびセキュリティ資格証明を参照してください。SDKの詳細は、SDKおよびCLIを参照してください。