エージェント構成の作成

メトリック・データをカスタム・メトリックに取り込むために、ロギングでエージェント構成を作成します。

エージェント構成の更新が検出され、自動的にロードされます。

1. 「エージェント構成」リスト・ページの「モニタリング」で、「エージェント構成の作成」を選択します。リスト・ページの検索に関するヘルプが必要な場合は、エージェント構成のリストを参照してください。
2. 「エージェント構成の作成」パネルで、構成の名前と説明を入力します。機密情報を入力しないでください。
3. 構成を作成するコンパートメントを選択します。
4. 「ホスト・グループの選択」で、「グループ・タイプ」でオプションを選択し、必要なグループを選択します。
  たとえば、「動的グループ」を選択し、リソースとエージェント構成に一致する動的グループを選択します。
5. 「エージェント構成」で、メトリック入力のベースURLを入力します。
  
  たとえば、Prometheus形式のHTTPエンドポイントを使用して、仮想マシン(VM)からメトリックを公開します。
  
  http://1.2.3.4:9100/metrics
6. オプションで、「別のエンドポイント」を選択して別のエンドポイントを追加します。
  すべてのエンドポイントが同じコンパートメントおよびネームスペースに移動します。
7. 「メトリック宛先の選択」で、カスタム・メトリックの公開先のコンパートメントおよびメトリック・ネームスペースを選択します。
8. (オプション)エージェント構成に1つ以上のタグを追加します。「追加オプションの表示」を選択して、「タグの追加」セクションを表示します。
  リソースの作成権限がある場合は、フリーフォーム・タグをそのリソースに適用する権限もあります。定義済タグを適用するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。タグ付けの詳細は、リソース・タグを参照してください。タグを適用するかどうかがわからない場合は、このオプションをスキップするか、管理者に問い合せてください。タグは後で適用できます。
9. 「作成」を選択します。
新しく作成したエージェント構成が「エージェント構成」ページにリストされます。

エージェント構成を作成するには、oci logging agent-configuration createコマンドと必要なパラメータを使用します:

oci logging agent-configuration create compartment-id compartment_ocid --is-enabled [true|false] --service-configuration service_configuration [OPTIONS]

コマンドおよびJSONファイルの例

oci logging agent-configuration create --description <description> \
--display-name <display_name> --group-association file://group-association.json \
--compartment-id <compartment_id> --is-enabled true \
--service-configuration file://create-service-configuration.json --wait-for-state SUCCEEDED --max-wait-seconds 60

group-association.json:

{
  "groupList": [
    "<dynamic_group_id>"
  ]
}

create-service-configuration.json:

{
    "configurationType": "MONITORING",
    "applicationConfigurations": [
      {
        "sourceType": "KUBERNETES",
        "source": {
          "name": "KUBERNETES-uniqueid",
          "scrapeTargets": [
            {
              "resourceType": "PODS",
              "k8sNamespace": "k8s-namespace"
            }
          ]
        },
        "destination": {
          "compartmentId": "<compartment_id>",
          "metricsNamespace": "metricsnamespace"
        },
        "filter": {
          "allowList": [
            "regex-test"
          ],
          "denyList": [],
          "filterType": "KUBERNETES_FILTER",
          "name": "test"
        }
      }
    ]
  }

CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。

CreateUnifiedAgentConfiguration操作を実行して、エージェント構成を作成します。

APIリクエストの例

POST /20200531/unifiedAgentConfigurations
Host: https://logging.us-phoenix-1.oci.oraclecloud.com
<authorization and other headers>
{
  "serviceConfiguration": {
    "configurationType": "MONITORING",
    "applicationConfigurations": [
      {
        "sourceType": "KUBERNETES",
        "source": {
          "name": "KUBERNETES-uniqueid",
          "scrapeTargets": [
            {
              "resourceType": "PODS",
              "k8sNamespace": "k8s-namespace"
            }
          ]
        },
        "destination": {
          "compartmentId": "<compartment_id>",
          "metricsNamespace": "metricsnamespace"
        },
        "filter": {
          "allowList": [
            "regex-test"
          ],
          "denyList": [],
          "filterType": "KUBERNETES_FILTER",
          "name": "test"
        }
      }
    ]
  },
  "displayName": "mar-test",
  "isEnabled": true,
  "groupAssociation": {
    "groupList": [
      "<dynamic_group_id>"
    ]
  },
  "description": "test",
  "compartmentId": "<compartment_id>"
}

Oracle Cloud Infrastructureドキュメント

エージェント構成の作成