パス分析テストの実行

ネットワーク・パス・アナライザ・サービスを使用して、テストの保存後、またはテストの構成直後にテストを実行します。

重要

2024年2月12日の更新では、オンプレミスのソースまたは宛先のIPアドレスにも「このIPアドレスはオンプレミス・エンドポイントです」チェック・ボックスが選択されている必要があります。この日付より前のオンプレミスIPアドレスで、チェック・ボックスが選択されていないパス分析テストを作成した場合は、テストを編集してチェック・ボックスを選択する必要があります。そうしないと、テストが失敗します。パス分析テストの編集を参照してください。
    1. ナビゲーション・メニューを開き、「ネットワーキング」を選択します。「ネットワーク・コマンド・センター」で、「ネットワーク・パス・アナライザ」を選択します。
    2. 実行する保存済分析テストの名前を選択します。

      詳細ページには、テスト用に構成されたパラメータが表示されます。テストを実行する前にパラメータを編集する必要がある場合は、「編集」を選択して変更を保存します。

    3. 詳細ページで「分析」を選択します。
      分析の実行には最大1分かかる場合があります。トラフィックがネットワークを横断する必要はありません。ネットワーク・パス・アナライザは、ネットワーク構成を収集および分析して、ソースと宛先間のパスの動作または障害を確認します。

      テストの実行後、詳細ページの「検出されたパス」セクションには、ソースと宛先の間で検出された可能なパスが最大8つ表示されます。各パス・タブには、ソースと宛先間のトラフィックのフォワード・パスと(構成されている場合)リターン・パスのビジュアライゼーションが表示されます。

      成功したテストの図には、パス全体のノード間で成功した各ホップを表す緑色の矢印が表示されます。パス・ステータスは接続可能です。

      失敗したテストには、パス全体の成功した各ホップを表す緑色の矢印と、到達できないホップまたはネットワーク・セグメントを表す赤色の矢印が表示されます。

    4. 「ダイアグラム情報の表示」を選択して、各ホップの詳細を表示します。特定のノードのルーティングまたはセキュリティ構成に誤りがあるためにホップが失敗したかどうかを確認できます。特定のホップの行を展開して詳細を取得することもできます。
      ホップのルーティング情報には、次のいずれかの状態が表示されます。
      • 転送済: 関連するルート表によってトラフィックが許可されます
      • ルートなし: ルート表はトラフィックまたはセキュリティ・ブロック・トラフィックを明示的に許可しません
      • 不明: ルート表を分析できません。

      ノードがOCIリソースの場合、関連するルート・ルールへの直接リンクが提供されます。不明な状態は、コンソール・アカウントに必要な権限がないか、ノード・ルーティング情報がなんらかの理由で使用できないことが原因である可能性があります。

      ホップのセキュリティ情報には、「許可」「ブロック済」または「未確定」のいずれかの状態が表示されます。ノードがOCIリソースの場合、関連するセキュリティ・リストまたはルールへの直接リンクが提供されます。不明な状態は、コンソール・アカウントに必要な権限がないか、ノード・セキュリティ情報が何らかの理由で使用できないによって引き起こされる場合があります。

  • パスアナライザテストを実行するには、get-path-analysis-persistedコマンドと必要なパラメータを使用します。

    oci vn-monitoring path-analysis get-path-analysis-persisted --path-analyzer-test-id path_analyzer_test_OCID ... [OPTIONS]

    CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。

  • GetPathAnalysis操作を実行して、パス・アナライザ・テストを実行します。