セカンダリVNICのインスタンスOSの構成
Roving Edge Infrastructureで、セカンダリVNICを作成した後、インスタンスOSにログインし、新しいVNICを使用するようにOSを構成します。
インスタンスが複数のVNICで構成されている場合は、VNICに割り当てられたパブリックIPのいずれかがインスタンスにアクセスできるように、インスタンスでdefault.rp_filter
を0
(リバース・パス・フィルタリングなし)または2
(リバース・パス・フィルタリングのルース・モード)に構成することをお薦めします。
Oracle Linux: セカンダリVNICのOSの構成
oci-network-configユーティリティを使用して、Oracle Linuxを実行するインスタンスでセカンダリVNICに必要なOS構成を実行します。
OCI-network-configユーティリティは、OCIユーティリティに含まれています。Oracle Linux 7以降で起動されるインスタンスには、OCIユーティリティ(oci-utils
)パッケージが自動的にインストールされます。ユーティリティは他のディストリビューションでは使用できません。
Microsoft Windows: セカンダリVNICのOSの構成
セカンダリVNICはOS内で構成する必要があります。Microsoft Windows OSでセカンダリVNICを手動で構成するか、PowerShellスクリプトを作成できます。
スクリプトに次のアクションが含まれていることを確認します。
- ネットワーク・インタフェースにIPアドレスとデフォルト・ルートがあるかどうかを確認します。
- OSでセカンダリVNICを認識できるようにします。スクリプトでIPアドレスおよびデフォルト・ルートを静的設定で上書き(実質的にDHCPを無効化)する必要があります。スクリプトにより、静的設定で上書きするか、終了するよう求められます。
セカンダリVNICを追加する全体的なプロセス
- インスタンスにセカンダリVNICを作成してアタッチします。VNIC OCIDは、後で構成スクリプトの実行時に提供できるように保管してください。
- リモート・デスクトップでインスタンスに接続します。
- 管理者としてスクリプトを実行します。
その他のOS: セカンダリVNICのOSの構成
使用しているOSのドキュメントを参照してください。