HeatWaveノードのプロビジョニング
Oracle Database Service for AzureでOracle HeatWaveをプロビジョニングする場合、HeatWave Autopilotを使用してHeatWaveノードを後で作成し、HeatWaveクラスタ・サイズを見積もることができます。この機能を使用して、HeatWaveクラスタのサイズを変更することもできます。
HeatWave Autopilot機能は、データベース・システム内のデータに基づいて適切な数のHeatWaveノードを見積もることができます。この機能を使用できるのは、データベース・システムを作成して移入した後です。
すでにHeatWaveノードがあり、そのノードにデータをロードしている場合、HeatWaveクラスタに現在ロードされているすべての表は、削除することを選択しないかぎり、サイズ変更中および変更後にロードされたままになります。古いHeatWaveノードを削除する必要はありません。
HeatWave Autopilotを使用してHeatWaveクラスタのHeatWaveノードをプロビジョニングするには、次のステップに従います:
- MySQL HeatWaveブレードで、リストからデータベース・システムの名前を選択してその詳細ページを表示します。
- 左側のメニュー・バーのHeatWaveタブを選択します。
- HeatWaveノードをすでに作成している場合は、その詳細がここに表示されます。ノード数の横にある「編集」リンクを選択して、見積りを使用してHeatWaveクラスタのサイズを変更します。
- HeatWaveノードをまだ作成していない場合は、「HeatWaveクラスタの作成」を選択します。
- 新しい数のHeatWaveノードを入力します。最小値は1で、最大値は64です。または、「見積の生成」を選択して、HeatWave Autopilotを使用して適切な数のHeatWaveノードを見積もります。この機能は、データベース・システムにデータが移入されている場合にのみ機能します。
- 見積りを生成すると、データベース・システムでHeatWave Autopilotが検出したスキーマおよび表のリストとともに、推奨ノード数が表示されます。見積りを絞り込むには、Oracle HeatWaveで分析するすべてのスキーマおよび表を選択し、分析しないスキーマの選択を解除します。次に、「見積の再生成」を選択して、新しい見積ノード数を作成します。
- スキーマと表の選択を解除した場合、または新しいスキーマと表を選択した場合は、Oracle HeatWaveの自動パラレル・ロード機能
heatwave_load
に表示されるコマンドをコピーします。HeatWaveクラスタのサイズ変更後、MySQLシェルまたはMySQLクライアントからこのコマンドを実行して、正しい選択の表でHeatWaveクラスタを再ロードします。 - HeatWaveクラスタの変更を続行しない場合は、「破棄」を選択します。
- 見積りに問題がなく、先に進む場合は、「適用」を選択して、見積りの推奨ノード数をHeatWaveクラスタの新しいノード数として設定します。
- 「OK」を選択して、新しいノード数でHeatWaveクラスタを作成します。HeatWaveクラスタに現在ロードされているすべての表は、サイズ変更中および変更後にロードされたままになります。
- サイズの変更後に新しいHeatWaveクラスタを作成するか、追加の表およびスキーマをHeatWaveクラスタにロードする場合は、HeatWaveクラスタの準備ができたときに、「完了時」に示されている
heatwave_load
コマンドを使用します。