Parameters

パラメータは、DevOpsリソースに存在するプレースホルダの名前です。これらは、パイプライン内のすべてのリソースで使用可能です。

パイプラインを実行する前に、パイプラインで使用されるすべてのパラメータに値が必要です。パイプラインを実行する場合、その特定の実行について、パラメータのデフォルト値を引数値でオーバーライドするオプションがあります。パラメータに引数とデフォルト値の両方がある場合、引数値が優先されます。

プレースホルダは、パイプライン、ステージ、アーティファクト・リソースなどのDevOpsリソースの入力として使用できます。たとえば、アーティファクト・バージョンやコンテナ・レジストリ・タグなどのDevOpsアーティファクト・リソースの追加中にプレースホルダを使用できます。アーティファクトのプレースホルダは、アーティファクト構成で「パラメータ化の許可」チェック・ボックスを選択することで、対応するパラメータ値によって置換されます。詳細は、アーティファクトの管理を参照してください。

プレースホルダは、インスタンス・グループ・デプロイメント仕様やKubernetesマニフェストなどのアーティファクトのコンテンツでも使用できます。プレースホルダを使用できる次の2つの例について検討します:
  • Kubernetesマニフェストでは、レプリカをreplicas: ${nginxReplicaCount}として定義できます。
  • インスタンス・グループ・デプロイメント仕様では、環境変数バージョンをversion: ${appVersion}として設定できます。詳細は、デプロイメント構成ファイルを参照してください。