ログイン・トランザクション管理メトリックの分析
トランザクション・ダッシュボードのチャートを使用して、ログイン・トランザクション管理(LTM)メトリックを分析します。
任意のLTMトランザクションをクリックして、「Current View」タブを開き、トランザクションのパフォーマンスに関する詳細なレポートが次のように表示されます。
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「収集ポイント」サブタブには、各収集ポイントのパフォーマンス・チャートが表示されます。ダッシュボードの上部にあるドロップダウン・リストを使用して、フォーカスのコレクション・ポイントを選択します。
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「比較」サブタブには、すべての収集ポイントのパフォーマンス・チャートが表示されます。
デフォルトでは、現在の日付の「現在のビュー」タブの情報が表示されます。レポートの期間を変更する方法の詳細は、Oracle Pulseの使用の様々な期間のレポートの生成の項を参照してください。
チャート名は次の形式を使用します。
{Location} {Transaction Long Name} {Beacon Name}
条件
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Location
は、@Oracleまたは@Customerです。 -
Transaction Long Name
は、トランザクションの長い名前です。 -
Beacon Name
は、トランザクションを実行しているビーコンの名前です。
パフォーマンス・チャートには、指定したレポート間隔でのユーザー・インタラクションのレスポンス時間が表示され、パフォーマンスの問題が開始したタイミングと、問題の影響を受けるユーザー・ゾーンを確認できます。パフォーマンスしきい値と履歴中央値は、参照用にチャートに含まれます。パフォーマンスしきい値は、LTMトランザクションに設定された最長許容応答時間です。Oracle Enterprise Managerのしきい値は、Oracle SDMと相談して設定できます。履歴中央値は、測定された応答時間範囲の中点にある値です。
チャートの右下隅にある「表ビューを開く」オプションをクリックして表ビューを展開モードで開き、右上隅にある「エクスポート」をクリックしてデータをエクスポートします(Oracle Pulseの使用の「様々な期間のレポートの生成」の項を参照)。
選択した期間に応じて、次に示すように、パフォーマンス・プロファイルのフリップ・ビューの各レコードに対して異なる情報を使用できます。
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1日のレポートには、次の情報が表示されます。
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コレクション・ポイント: LTMトランザクションを監視するOracle Enterprise Managerビーコンの名前を指定します。
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日時: 表示されるメトリックが収集された時間を示します。
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時間(秒): ユーザー・インタラクション開始リクエストを受信した時点からLTMトランザクションが完了した時点までの時間(秒)を指定します。
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30日平均(秒): 過去30日間のLTMトランザクションのすべてのレスポンス時間の平均を指定します。
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Threshold: トランザクションの最長許容ランタイムを秒単位で指定します。
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メトリック・ステータス: トランザクションが解決プロセス内のどこにあるかを示します。
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トランザクション・タイプ: トランザクションが編成されるカテゴリを示します。
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1週間のレポートには、次の情報が表示されます。
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コレクション・ポイント: LTMトランザクションを監視するOracle Enterprise Managerビーコンの名前を指定します。
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日付/時間: 表示されるメトリックが収集された時間を示します。
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平均(秒): 指定したトランザクションまたはビーコンの過去1時間のトランザクション・レスポンスの平均ランタイムを指定します。
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30日平均(秒): 過去30日間のLTMトランザクションのすべてのレスポンス時間の平均を指定します。
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Threshold: トランザクションの最長許容ランタイムを秒単位で指定します。
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履歴中央値: 過去90日間のすべてのトランザクション応答のランタイム値の中央値を指定します。
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1か月のレポートには、次の情報が表示されます。
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コレクション・ポイント: LTMトランザクションを監視するOracle Enterprise Managerビーコンの名前を指定します。
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時間(平均): トランザクションのレスポンスの日次平均値を秒単位で指定します。
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Threshold: トランザクションの最長許容ランタイムを秒単位で指定します。
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30日平均: 過去30日間のLTMトランザクションのすべての応答時間の平均を指定します。
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