OpenSearch索引の管理

OpenSearchを使用したOCI Searchでは、OpenSearch索引状態管理(ISM)プラグインがサポートされており、索引に対して実行する管理操作を自動化できます。

プラグインの詳細は、OpenSearch索引状態管理(ISM)プラグインを参照してください。

ISMポリシー

ISMプラグインによる管理操作を自動化するには、クラスタのOpenSearchダッシュボードからISMポリシーを作成します。ISMポリシーは、索引に対して次を定義するJSONファイルです。

  • 状態: 索引のステータスの説明的な名前。状態を使用するシナリオを反映する名前を柔軟に指定できます。詳細は、状態を参照してください。
  • アクション: 索引が指定した状態になった後に実行されるISMプラグインの操作。詳細は、「アクション」を参照してください。
  • 遷移: 次の状態に移行するために索引が満たす必要がある条件。詳細は、「遷移」を参照してください。

索引ロールアップ

索引ロールアップを使用すると、古いデータを集計された索引にロールアップすることで、データの粒度を定期的に減らすことができます。索引ロールアップは、クラスタのOpenSearchダッシュボードの「索引管理」セクションにあります。

索引ロールアップを使用するステップは次のとおりです。

  1. 索引ロールアップ・ジョブの作成
  2. 集計およびメトリックの定義
  3. スケジュールの指定
  4. 確認および作成
  5. ターゲット索引の検索

インデックス・ロールアップを開始するためのステップバイステップ・ウォークスルーにアクセスするには、前述のリンクを選択します。

索引変換

索引変換では、特定のフィールドを中心とした別の要約されたデータ・ビューを作成できるため、様々な方法でデータをビジュアル化または分析できます。クラスタのOpenSearchダッシュボードの「索引管理」で索引変換を操作するか、「変換REST API」を使用できます。

検索アナライザのリフレッシュ

次のAPIを使用して、検索アナライザをリアルタイムでリフレッシュできます。

POST /_plugins/_refresh_search_analyzers/<index or alias or wildcard>

詳細は、検索アナライザのリフレッシュを参照してください。