脅威インテリジェンスIAMポリシー

このトピックでは、Oracle Cloud Infrastructure Threat Intelligenceへのアクセスを制御するポリシーの作成の詳細を説明します。

すべての脅威インテリジェンス・リソースのスコープは、テナンシ全体(ルート・コンパートメント)です。

ノート

IAMポリシーでは、脅威タイプはラベルと呼ばれます。たとえば、脅威タイプを表示するには、ラベルを読み取る権限が必要です。

リソース・タイプ

次のリソース・タイプは、脅威インテリジェンスに関連しています。

個々のリソース・タイプ

  • threat
  • label

集約リソース・タイプ

threat-intel-family

<verb> threat-intel-familyを使用するポリシーは、個々の脅威インテリジェンス・リソース・タイプごとに個別の<verb> <individual resource-type>ステートメントを使用して記述することと同じです。

サポートされている変数

脅威インテリジェンスIAMポリシーでは、すべての一般的なポリシー変数がサポートされます。

すべてのリクエストの一般的な変数を参照してください。

動詞+リソース・タイプの組合せの詳細

リソース・タイプごとに、各動詞でカバーされる権限およびAPI操作を識別します。

脅威
動詞 権限 完全にカバーされるAPI 一部カバーされるAPI
read TI_THREAT_READ

ListIndicators

ListIndicatorTypes

GetIndicator

GetIndicatorSummaryCounts

なし
ラベル
動詞 権限 完全にカバーされるAPI 一部カバーされるAPI
read TI_LABEL_READ ListLabels なし

API操作ごとに必要な権限

次の表は、論理的な順序で、リソース・タイプ別にグループ化してAPI操作を示しています。

権限の詳細は、権限を参照してください。

API操作 操作の使用に必要な権限
ListIndicators TI_THREAT_READ
GetIndicator TI_THREAT_READ
ListIndicatorTypes TI_THREAT_READ
GetIndicatorSummaryCounts TI_THREAT_READ
ListLabels TI_LABEL_READ