データ・セキュリティの構成
セキュリティ管理者は、カスタム作成データ型のアプリケーション・ロールを使用してデータへのアクセス権をユーザーに付与します。
ユーザーに割り当てられたデータ・ロールに基づいて、論理オブジェクトまたはプレゼンテーション・オブジェクトから取得されたデータにフィルタを追加できます。機能グループを指定すると、Oracle Fusion Data Intelligenceでは、OR演算子を使用して同じ機能グループ内のすべてのフィルタが結合され、AND演算子を使用して様々な機能グループのすべてのフィルタ・セットが結合されます。
データ・ロールごとに1つのカスタマイズ・ステップを追加できます。保護できる要素は、セマンティック・モデルのメイン・ブランチからのものです。したがって、新しく追加したオブジェクトを保護する必要がある場合は、セキュリティを構成する前に、新しく追加したオブジェクトを含むカスタマイズ・ブランチがメイン・ブランチとマージされていることを確認する必要があります。カスタム作成ロールのいずれかが使用できなくなった場合、そのロールのセキュリティ構成は「データ・セキュリティの構成」ステップから削除されます。