Compute Cloud@Customerでのアラームの作成例

Compute Cloud@Customerでは、Compute Cloud@Customerインフラストラクチャ・メトリックが指定のトリガーを満たしたときに通知するアラームを作成できます。

この例では、Compute Cloud@Customerメトリックに基づく基本的なアラームを作成する方法を示します。この例では、Compute Cloud@Customerインフラストラクチャの合計ストレージ使用率が指定されたしきい値を超えた場合にクリティカル・アラームを作成します。アラームは、アラームがトリガーされた場合に管理者に電子メールで送信するように構成されます。

アラームの管理の詳細は、アラームの管理を参照してください。

各アラーム・オプションの詳細は、基本アラームの作成を参照してください。

アラームの作成に使用できるCompute Cloud@Customerインフラストラクチャ・メトリックを確認するには、Compute Cloud@Customerメトリック・リファレンスを参照してください。

値の例をカッコで囲んで示します。(value)

  1. Oracle Cloudコンソールで、ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。

  2. 「モニタリング」で、「アラーム定義」をクリックします。

  3. 「アラームの作成」をクリックします。

  4. 次の情報を入力します:
    • アラームの定義:
      • アラーム名:記述名を入力します。機密情報を入力しないでください。(Storage space alarm)
      • アラームの重大度:アラーム・レベルを選択します。(Critical)
      • アラーム本体:通知コンテンツを入力します。(Low storage space in your Compute Cloud@Customer instance. See action plan instructions at https://example.us.runbook-lowstorage.)
    • タグ: この例に適用されるタグはありません。
    • メトリックの説明:
      • コンパートメント: Compute Cloud@Customerインフラストラクチャが作成されたコンパートメントの名前を選択します。選択したコンパートメントも、作成するアラームのコンパートメントになります。(ccc-compartment)
      • メトリック・ネームスペース:メトリック・ネームスペースを選択します。Compute Cloud@Customerメトリックに基づくアラームの場合、ネームスペースはoci_cccです。Compute Cloud@Customerメトリック・リファレンス(oci_ccc)を参照してください
      • リソース・グループ:この例では、リソース・グループは選択されていません。
      • メトリック名:メトリック名を選択します。ドロップダウン・メニューでは、有効なCompute Cloud@Customerメトリック名を選択できます。(StorageSpaceAvailable)
      • 間隔:このメトリックをチェックする間隔を選択します。間隔は収集頻度より長くする必要があります。Compute Cloud@Customerメトリック・リファレンスを参照してください。(1 hour)
      • 統計: 統計タイプを選択します。この例ではminを使用しますが、他の値を選択できます。「アラーム問合せの統計の選択」を参照してください。(min)
    • メトリック・ディメンション:
      • ディメンション名:ディメンションを選択します。この例では、アラーム・ディメンションがressourceidに設定されており、次のフィールドにリソースIDを指定する必要があります。(resourceid)
      • ディメンション値:ドロップダウン・メニューから、Compute Cloud@CustomerインフラストラクチャのIDを選択します。(uniqueID)

    • トリガー・ルール:

      • 演算子: 条件のしきい値で使用する演算子を選択します。この例では、「次より小さい」を選択して、StorageSpaceAvailableが指定した値を下回ったときにトリガーします。(less than)

      • : 条件のしきい値に使用する値を選択します。このフィールドには、GBなどの単位が自動的に表示されます。(10000)
      • トリガー遅延分数: アラームが起動状態になるまでに条件が維持される分数を選択します。(75)
    • アラーム通知の定義:
      • 宛先サービス:「通知」を選択して、トピックにアラーム通知を送信します。(Notifications)

      • コンパートメント:新しいトピックを格納するコンパートメントを選択します。このコンパートメントには、アラームおよびメトリックに指定されたコンパートメントとは異なるコンパートメントを指定できます。デフォルトでは、最初のアクセス可能なコンパートメントが選択されます。(my-compartment)

      • トピック: 「トピックの作成」をクリックし、次のフィールドに入力します:

        • トピック名:わかりやすい名前を入力します。機密情報を入力しないでください。(notify_administrators)
        • トピックの説明:トピックの説明を入力します。(Email alarm notifications to the administrators when storage space is low.)
        • サブスクリプション・プロトコル:プロトコルを選択します。(Email)
        • サブスクリプション電子メール:電子メール・アドレスを入力します。(admins@example.com)
    • メッセージのグループ化: Group notifications across metric streamsを選択すると、すべてのメトリック・ストリームのメトリック・ステータスがまとめてトラッキングされます。すべてのメトリック・ストリームのメトリック・ステータスが変更されたときにメッセージを送信します。多くのリソースを監視している場合、この選択によってサブスクリプション・プロトコルがフラッディングされる可能性は低くなります。(Group notifications across metric streams)

    • メッセージ形式: 受信するメッセージの外観のオプションを選択します。(Send formatted messages)
    • 「通知の繰返し」または「通知の抑制」を選択しないでください。

  5. 「このアラームの有効化」を選択します。

  6. 「アラームの保存」をクリックします。

その他のアラームリソース: