データ・アセットの作成
データ統合ワークスペースにデータ・アセットを作成します。
データ・アセットを作成するには、データ・ソースのプロパティ詳細を指定し、ソースへの接続に使用するデフォルト接続を指定します。
該当する場合は、Oracle Cloud Infrastructure (OCI) Vaultのシークレットを使用して接続パスワードを格納することをお薦めします。詳細は、OCI VaultのシークレットおよびOracleウォレットを参照してください。特に、OCI Vaultシークレットを使用する場合は、次の要件を考慮してください。
- OCI Vaultおよびシークレットの使用に必要なポリシーが設定されていることを確認します。
- パスワードのシークレットを作成します。
- Oracleウォレットを使用する場合は、OCI VaultシークレットおよびOracleウォレットの説明に従って、ウォレットの内容のシークレットを作成する前にウォレットzipファイルを変更する必要があります。また、ウォレット・パスワードのシークレットとデータベース・パスワードのシークレットも必要です。
OCIデータ・フローのアプリケーションにタスクを公開する場合は、データ・アセットの作成時に次の要件を考慮してください:
- OCI Vaultシークレットは、OCIサービス間で資格証明を安全に渡すために必要です。OCI Vaultのシークレットを使用して、データ・ソースに接続するためのログイン資格証明を格納します。
- OCIデータ・フローでは、ホストIPアドレスを介した接続は許可されません。データベース・ホストの完全修飾ドメイン名(FQDN)を指定します。
サポート対象およびデータ・ソースへの接続時の考慮事項の詳細は、考慮事項およびサポート情報を参照してください
- ノート
パスワードの使用のサポートは、まもなく非推奨になります。OCI Vaultオプションを使用することをお薦めします。詳細は、OCI VaultのシークレットおよびOracleウォレットを参照してください。データ統合によってデータ・アセットが作成されると、データ・アセットの詳細ページが表示され、接続、スキーマおよびデータ・エンティティを表示できます。詳細は、データ・アセットの詳細の表示を参照してください。
該当する場合は、データ・アセットの接続をさらに作成できます。接続により、データ統合ソリューションで使用できる、より多くのスキーマおよびデータ・エンティティにアクセスできます。接続を追加するには、「接続の作成」を参照してください。
データ・アセットを作成するには、oci data-integration data-asset createコマンドと必要なパラメータを使用します:
oci data-integration data-asset create [OPTIONS]
CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。
CreateDataAsset操作を実行して、データ・アセットを作成します。