OCIデータ・フロー実行構成パラメータ
OCIデータ・フロー実行構成プロパティは、タスクの実行構成の更新時にパラメータ化できます。プロパティをパラメータ化することで、設計時および実行時に同じタスクを異なるデフォルト・パラメータ値とともに使用できる柔軟性が得られます。
プロパティをパラメータ化すると、データ統合によってString型のパラメータが追加され、そのプロパティに対して現在構成されている値にデフォルト・パラメータ値が設定されます。
OCIデータ・フロー・サービス・タスク実行構成のプロパティのパラメータ名は、次のとおりです:
タスク実行プロパティ | パラメータ名 |
---|---|
Pool | OCI_DF_POOL |
プライベート・エンドポイント | OCI_DF_PRIVATE_ENDPOINT |
ログ・バケット・パス | OCI_DF_LOG_BUCKET |
アーティファクト・バケット・パス | OCI_DF_ARTIFACT_BUCKET |
アプリケーション・コンパートメント | OCI_DF_APP_COMPARTMENT |
最小ワーカー数 | OCI_DF_MIN_WORKERS |
最大ワーカー数 | OCI_DF_MAX_WORKERS |
カスタムOCIデータ・フロー構成 | OCI_DF_CUSTOM_OCI_DF_SPARK_CONFIG |
タスクの作成時にデータ・フロー実行構成パラメータを使用する場合、次の点に注意してください:
- パラメータ名とタイプは編集できません。
- パラメータを編集して説明を追加できます。パラメータの説明が追加されている場合は、設計時または実行時にデフォルト・パラメータ値を変更するために表示されるパネルにヒントとして表示されます。
- プロパティをパラメータ化する必要がなくなった場合は、そのプロパティからパラメータを削除できます。
データ・フロー実行サービスに対して構成およびパラメータ化されたタスクをパイプラインに追加できます。パイプライン・タスク、パイプライン・タスクおよびタスク・スケジュールで受信パラメータを構成する場合、OCI_DF_LOG_BUCKET
およびOCI_DF_ARTIFACT_BUCKET
のデフォルト・パラメータ値を編集する場合は、次の形式を使用します: oci://<bucket-name>@<tenancy-name>
ノート
バケット・パスは、パラメータ化されたデータ・フロー実行構成プロパティを持つパイプライン・タスクのパイプライン、パイプライン・タスクおよびタスク・スケジュールを作成する場合にのみ必要です。
バケット・パスは、パラメータ化されたデータ・フロー実行構成プロパティを持つパイプライン・タスクのパイプライン、パイプライン・タスクおよびタスク・スケジュールを作成する場合にのみ必要です。