Oracle Cloud Infrastructureドキュメント

ノートブック・セッションでのGitリポジトリの使用

Gitリポジトリをクローニングし、ノートブック・セッションでGitコマンドを使用します。

JupyterLabのファイル・ブラウザを使用すると、Gitリポジトリおよびターミナル・ウィンドウを表示して、Gitリポジトリの場合と同様にGitコマンドを実行できます。

サードパーティのバージョン管理プロバイダで使用するノートブック・セッションのキー・ペアの構成
  1. JupyterLab環境を開きます。
  2. ~/.ssh/configファイルを作成します。
  3. ファイルを編集して秘密キーを追加します: 
    ssh-agent bash -c 'ssh-add <path_to_your_private_key>'
既存の秘密キーのないGitリポジトリのクローニング

秘密キーがない場合、JupyterLab環境でssh-keygenコマンドを実行してノートブック・セッションに作成できます。

これらのステップは他のリポジトリの場合と似ていますが、例としてGitリポジトリを使用します。サードパーティのバージョン管理プロバイダと内部Gitサーバー間のフローは異なる場合があります。

  1. 公開キーをバージョン管理プロバイダにコピーします。たとえば、アバター・メニューのGitHub.comで、「設定」、「SSHおよびGPCキー」、「新規SSHキー」の順に選択します。
  2. ノートブック環境に戻ります。
  3. 次を使用して秘密キーを追加します: 
    ssh-agent bash -c 'ssh-add <path_to_your_private_key>'

    秘密キーが追加され、新しいアイデンティティが作成されました。

  4. ノートブック・セッション環境でリポジトリをクローニングします。たとえば、GitHub.comからリポジトリをクローニングできます。 
    git clone git@github.com:<your_account>/<your_repository>
  5. 複数のバージョン管理ホストで作業する場合は、~/.ssh/configファイルを編集して、Gitホストに関する情報と、その特定のホストの秘密キーの場所を追加することをお薦めします: 
    Host <your_host.com> IdentityFile <path_to_your_private_key>

また、ノートブック・セッション内のナビゲーション・パネルのGitアイコンをクリックして、ユーザーの認証、ブランチの作成、変更のコミットとプッシュ、クローニングを容易にすることで、Git拡張機能を使用することもできます。まず、「初期化」をクリックして新しいリポジトリを初期化します。リポジトリが表示され、現在のブランチ、変更(ステージング済、変更済および未追跡)および履歴が示されます。リポジトリに変更を加えた場合は、ダイアログを使用してコメントを追加し、変更をコミットできます。次に、パネルの上部にあるプッシュ・ボタンを選択し、Git資格証明を指定して、変更をプッシュします。プル・ボタンとリフレッシュ・ボタンを使用して、リポジトリが最新であることを確認できます。エラーが発生した場合は、右下隅に表示され、エラーを選択して詳細情報を取得できます。

Git拡張の使用

また、ノートブック・セッション内のナビゲーション・パネルでGitアイコンを選択して、ユーザーの認証、ブランチの作成、変更のコミットとプッシュ、クローニングを容易にすることで、Git拡張機能を使用することもできます。

  1. 「初期化」を選択して、新しいリポジトリを初期化します。
  2. パネルの上部にあるプッシュ・ボタンを選択し、Git資格証明を指定して、変更をプッシュします。

    リポジトリが表示され、現在のブランチ、変更(ステージング済、変更済および未追跡)および履歴が示されます。リポジトリを変更すると、ダイアログを使用してコメントを追加し、変更をコミットできます。

プル・ボタンとリフレッシュ・ボタンを使用して、リポジトリが最新であることを確認できます。エラーが発生した場合は、右下隅に表示され、エラーを選択して詳細情報を取得できます。