パイプライン実行の取消
次のステップに従って、パイプライン実行を取り消します。
正常なパイプラインの終了
パイプラインは、オプションのパラメータterminateGracefully
を導入することで、実行の取消しメソッドを拡張します。
エラーや失敗をトリガーすることなく、任意のステップからパイプライン実行を停止できます。ステップ実行とパイプライン実行の両方が「成功」状態で終了します。この機能は、ステップ・ロジックで次のステップが不要または無効と識別され、パイプライン実行の終了を促す場合に役立ちます。たとえば、変換ステップで不十分なデータや品質の低いデータが検出された場合、モデルのトレーニングおよびデプロイメントに進む前にパイプライン実行を停止できます。
これにより、パイプライン実行内でカスタム・ロジックが開始され、実行が停止され、実行にSUCCEEDED
のフラグが付けられます。この区別は監視の目的で重要であり、意図的に終了した実行とサービスによって取り消された実行(リソース制限など)を区別できます。
- パイプラインページで、削除するパイプラインを選択します。パイプラインのリストの検索に関するヘルプが必要な場合は、パイプラインのリストを参照してください。
- パイプライン実行の詳細ページで、「取消」を選択します。
- 「正常終了」を選択します。
- 「確認」を選択します。
ジョブを正常に停止するには、PipelineRun Cancelコマンドおよび必須パラメータを使用します。
oci data-science pipeline-run cancel --pipeline-run-id ocid1.datasciencepipelinerun.oc1.iad.amaaaaaay75uckqaqz3wv77m72wlfp6hzw7la22mzaysgz77j5vyynyqdwga --terminate-gracefully true ... [OPTIONS]
CLIコマンドのパラメータおよび値のリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。
terminateGracefully
パラメータを指定してCancelPipelineRun操作を実行し、実行を正常に停止します。例:/pipelineRuns/<pipeline-run-ocid>/actions/cancelPipelineRun?terminateGracefully=true