エンティティ

インテントは単語やフレーズを特定のアクションにマップしますが、エンティティはインテント自体にコンテキストを追加します。これにより、インテントをより詳細に記述でき、スキルがユーザー・リクエストを完了できるようになります。

たとえば、OrderPizzaインテントはユーザー・リクエストを記述しますが、一般的な言い方でしかありません。詳細を記述するために、このインテントは、ユーザー入力からなどの値を識別するPizzaSizeエンティティによって補完されます。エンティティには、どちらもダイアログ・フローで変数として宣言できる、あらかじめ用意されている組込みエンティティと独自に追加できるカスタム・エンティティの2つのタイプがあります。組込みエンティティは、日付、時間、数値などの一般的なタイプの情報と一致します。PizzaSizeエンティティの例のようなカスタム・エンティティは、スキルのドメインに固有です。

次のページで、組込みエンティティおよび様々なタイプのカスタム・エンティティの使用について学習します。