OpenSearchクラスタの垂直サイズ変更

OpenSearchクラスタを垂直にサイズ変更して、クラスタのリーダー・ノード、データ・ノードおよびOpenSearchダッシュボード・ノードのメモリーおよびOCPUリソースを増減します。この形式のスケーリングでは、OpenSearchクラスタのパフォーマンスを調整できます。

ほとんどの垂直サイズ変更シナリオでは、クラスタのパフォーマンスを向上させるために、データ・ノードのみをスケール・アップします。ネットワークトラフィックをより迅速にルーティングするには、リーダーノードをスケールアップします。シナリオでOpenSearchダッシュボードの多くのチャート関連作業が必要な場合は、OpenSearchダッシュボード・ノードをスケール・アップします。

クラスタのサイズを変更する前に、制限事項および考慮事項を確認してください。

データ・ノードの記憶域設定を除き、同じ垂直サイズ変更操作中にすべての垂直サイズ変更設定を調整できます。データ・ノードの記憶域設定は、他の設定が変更されていない垂直サイズ変更操作中にのみ調整できます。

ノート

クラスタのサイズを変更すると、サイズ変更操作が完了するまで、クラスタの検索機能は読取り専用モードになります。クラスタ・パッチ適用およびサイズ変更操作を参照してください。これは、データノードストレージを調整する操作を除き、すべての垂直および水平のサイズ変更操作に適用されます。サイズ変更操作中にデータ・ノードの記憶域を調整すると、検索機能は読取り/書込みモードのままになります。
    1. 「クラスタ」リスト・ページで、使用するクラスタを選択します。リスト・ページまたはクラスタの検索に関するヘルプが必要な場合は、OpenSearchクラスタのリストを参照してください。
    2. 詳細ページで「サイズ変更」を選択します。
    3. 「サイズ変更」パネルで、「垂直」オプションを選択します。
    4. 選択したサイズ変更オプションに関連付けられた設定を更新します。これらの設定の詳細は、「OpenSearchクラスタの作成」を参照してください。
    5. 「サイズ変更」を選択します。

    クラスタの検索機能は、サイズ変更操作が完了するまで読取り専用モードです。

  • resizeverticalコマンドと必須パラメータを使用して、クラスタを垂直にサイズ変更します。

    oci opensearch cluster resizevertical --opensearch-cluster-id cluster_ocid [OPTIONS]

    CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。

  • ResizeOpensearchClusterVertically操作を実行して、クラスタを垂直にサイズ変更します。