Oracle Cloud Infrastructureドキュメント

ksplice-offlineパッケージのインストールに失敗する

管理ステーションに問題がある場合、またはシステムにKspliceクライアントがすでにインストールされている場合、ksplice-offlineのインストールが失敗することがあります。これはOCI以外のインスタンスにのみ適用されます。

ksplice-offlineは管理ステーションから使用できません

エラー

次のエラーは、管理ステーションの問題を示しています。

Failed to download metadata for repoまたはCannot download repodata/repomd.xml: All mirrors were tried

解決

ジョブ・エラー・ログのダウンロード・エラーを参照してください。

ksplice-offlineが別のKspliceクライアントと競合しています

エラー

次のエラーは、競合するuptrackパッケージがインストールされていることを示しています。

exit status 1: Error: Transaction test error:
file /usr/lib/uptrack/regenerate-crontab from install of uptrack-offline-<version>.noarch conflicts with file from package uptrack-<version>.noarch
...

exit status 1: Error: Transaction test error:
file /usr/lib/uptrack/regenerate-crontab conflicts between attempted installs of uptrack-<version>.noarch and uptrack-offline-<version>.noarch
...

解決

ksplice-offlineをインストールする前に、競合するuptrackパッケージを削除します。

  1. 競合するuptrackパッケージがインストールされているかどうかを確認し、削除します(OCI以外のインスタンスの場合、uptrack-offlineは正常です)。

    次を参照してください(uptrackを検索します)。

  2. 最新バージョンのKspliceクライアント・パッケージをインストールします(OCIの場合はksplice、OCI以外の場合はksplice-offline)。

    次を参照してください(kspliceまたはksplice-offlineを検索します)。

ノート

グループに対してインストール・ジョブが失敗した場合、グループ内のインスタンスで競合するKspliceクライアントが存在する可能性があります。グループ・マニフェストにuptrackはありませんが、ksplice-offlineのインストールは失敗しますを参照してください。

グループマニフェストにuptrackがありませんが、ksplice-offlineのインストールに失敗します

グループの1つ以上のメンバーにuptrackがインストールされている場合、グループのインストール・ジョブは失敗します。ただし、ksplice-offlineは、uptrackを持たないすべてのインスタンスに正常にインストールされます。すべての外れ値インスタンスからuptrackパッケージを削除する必要があります。

外れ値インスタンスの回避策:

各外れ値インスタンスについて:

  1. ksplice-offlineインストール・ジョブのジョブ詳細を表示して、問題のあるインスタンスを特定します(グループに関連付けられたジョブのリストを参照)。
  2. uptrackパッケージをインスタンスから削除します(インスタンスからのパッケージの削除を参照)。

  3. ksplice-offlineパッケージをインスタンスにインストールします(インスタンスへのパッケージのインストールを参照)。

グループ・メンバーがグループ・マニフェストの内容からどのように変化するかの詳細は、グループの理解を参照してください。