ドメインの詳細の表示
WebLogic管理サービスに登録されているWebLogicドメインに関する情報を取得します。
「ドメインの詳細」リスト・ページで、ドメインの名前を選択します。
詳細ページには、次の情報が表示されます。
ドメイン情報
- OCID: ドメインのOCID。
- コンパートメント: ドメインが存在するコンパートメント。
- タイプ: 製品インストール・タイプ。Fusion Middleware Infrastructureの場合はFMW、WebLogic Serverの場合はWLSのいずれかです。
- バージョン: ミドルウェアのバージョン。
- パッチ準備状況ステータス: ドメインのパッチ準備状況状態を指定します。ドメインにパッチを適用するには、そのステータスが「合格」である必要があります。
- 推奨パッチ: ドメインに適用できる最新の使用可能なパッチを表示する場合にクリックします。
- サーバー・パッチの準備状況: 「合格」、「警告」または「不合格」のパッチ準備状況の状態にあるサーバーの数を識別します。ドメインにパッチを適用するには、すべてのサーバーに合格した準備状況チェックが必要です。
- サーバー・パッチ・レベル: 最新のパッチに含まれているサーバーの数を識別します。
ドメインの理解を参照してください。
ドメイン設定
- パッチ適用: ドメインに対してパッチ適用およびロールバックが有効かどうかを示し、サーバーが強制的に停止されるまで待機する秒数を指定します。パッチ適用の構成を参照してください
- サーバー制御: 管理サーバーおよび管理対象サーバーの起動と停止にノード・マネージャまたはスクリプトが使用されているかどうかを示します。サーバー制御の構成を参照してください。
- 資格証明: WebLogicサーバーの起動および停止にWebLogicドメインまたはノード・マネージャの資格証明を使用するかどうかを示します。「管理資格証明の定義」を参照してください。
ドメイン・アクション
ドメインの詳細ページから、ドメインに対して次のいずれかのアクションを実行します。
- 「スキャン」をクリックして、新しいドメイン・サーバーを識別し、パッチ適用のチェックを実行します。
- 「推奨パッチの適用」をクリックして、使用可能な最新のパッチをドメイン・サーバーに適用します。
- 「ドメイン設定の編集」をクリックして、パッチ適用およびサーバー制御の構成を変更します。
- 「その他のアクション」で、次をクリックします
- WebLogic資格証明を編集して、WebLogicサーバーの起動および停止に使用される管理資格証明を変更します。
- ノード・マネージャ資格証明の編集: ノード・マネージャを使用してWebLogicサーバーを起動および停止するために使用される管理資格証明を変更します。
サーバー
ドメイン詳細ページの「サーバー」セクションで、次の情報を表示します。
- 名前: サーバーの名前。
- 状態: サーバーのステータス。
- 再起動順序: サーバーに割り当てられた再起動順序。
- 管理対象インスタンス: サーバーの管理対象インスタンスID。
- JDKバージョン: サーバー上のJDKバージョン。
- 推奨パッチの場合: サーバーが最新のパッチをインストールしたかどうか。
- パッチ準備状況: サーバーのパッチ準備状況ステータス。
- 最終更新: サーバーでの最後のアクションの時間。
ドメインの詳細ページから、サーバーで次のいずれかのアクションを実行します。
- 「再起動順序の設定」をクリックして、サーバーにパッチを適用して再起動する順序を変更します
- 「バックアップからリストア」をクリックして、最後に適用されたパッチを削除します。
- サーバーの「アクション」メニュー(
)で、次を選択します。
- サーバーとそのドメインおよびミドルウェアの詳細は、「サーバーの詳細の表示」を参照してください。
- パッチIDなど、最新の適用済パッチの詳細は、適用済パッチの表示を参照してください。
- パッチ準備状況チェックおよびステータスの詳細は、パッチ準備状況の詳細の表示を参照してください。
特定のWebLogicドメインの詳細を取得するには、oci wlms wls-domain getコマンドと必要なパラメータを使用します。
oci wlms wls-domain get --wls-domain-id ocid [OPTIONS]
CLIコマンドのフラグおよび変数オプションの完全なリストは、コマンドライン・リファレンスを参照してください。
GetWlsDomain操作を実行して、ドメインの詳細を表示します。