組織に参加するためのテナンシの招待
組織に参加するための招待を作成し、受信者に招待を非同期に送信します。
適切な制限がある場合、組織に加わるように別のテナンシを招待できます。テナンシが組織に加わった場合、そのサブスクリプションは親テナントによって管理されます。
別のテナンシの招待に関連する制限の詳細は、組織制限を参照してください。
招待を受け入れるには、招待された(受信者)テナンシに、子テナンシのサブスクリプション共有を管理するための適切な権限が必要です。詳細は、必要なIAMポリシーを参照してください。受信者テナンシも、同じレルム内のホーム・リージョンに存在する必要があります。
親テナントおよびまだ共有関係にないテナンシは、招待を送信できます。子テナンシは招待を送信できません。
受信者テナンシの認可ユーザーが招待を受け入れ、受信者テナンシがPay As You Goサブスクリプションにサブスクライブされている場合、受信者テナンシのすべての使用量が自分のサブスクリプションに対して測定されます。招待の受入れ後に、サブスクリプションの受信テナンシとの共有を停止するには、サブスクリプションをマップします。
招待されたテナンシは、独自の個別のサービス制限を引き続き保持し、サポート・リクエストを通じて制限の引上げをリクエストできます。詳細は、サービス制限の引上げのリクエストを参照してください。
招待されたテナンシは、組織内のデフォルト・サブスクリプションに自動的にマップされるため、すべての使用状況が計算され、デフォルト・サブスクリプションのレート・カードに対して請求されます。招待されたテナンシがデフォルト・サブスクリプションから消費しないようにする場合は、招待されたテナンシが組織に加わった後で、サブスクリプションをマップして元のサブスクリプションに戻すことができます。
招待の作成時に、招待されたテナンシにガバナンス・ルールをアタッチするか、後でルールをアタッチできます。招待の送信前にガバナンス・ルールをアタッチするには、最初に「ガバナンス・ルール」ページでガバナンス・ルールを作成して、テナンシの招待プロセス中に選択できるようにします。
テナンシを招待するには、次のステップに従います:
子テナンシおよび親テナンシの「テナンシ」リスト・ページに、両方のテナンシがリストされます。親テナンシの「テナント」リスト・ページでは、子テナンシと親テナンシ、および組織のサブスクリプションに対して測定されている他の子テナンシを表示できます。次の情報が表示されます。
- テナンシ名: テナンシの名前、およびそれが親テナンシか子テナンシかが表示されます。
- テナンシOCID: テナンシのOCIDが表示されます。
- ステータス: (親テナンシのみ)招待ステータスが表示されます。
- 組織ガバナンス: テナンシがガバナンス・ルールを使用している(参加済)か、または使用していない(不参加)かを指定します。
- 加入日: (親テナンシのみ)テナンシが組織に加わり、サブスクリプション共有が開始されたUTC日時。
組織への参加の招待を受け入れる方法の詳細は、「組織に参加するための招待の受入れ」を参照してください。
oci organizations sender-invitation createコマンドおよび必須パラメータを使用して、送信者招待を作成し、招待を受信者に非同期に送信します:
oci organizations sender-invitation create --compartment-id, -c [text] [OPTIONS]
CLIコマンドのパラメータおよび値の完全なリストは、CLIコマンド・リファレンスを参照してください。
CreateSenderInvitation操作を実行して、送信者招待を作成し、受信者に招待を非同期に送信します。