Roving Edge Infrastructureのオブジェクト・バージョニング

Roving Edge Infrastructureのオブジェクト・ストレージ・バケット内のオブジェクトのバージョニングを有効化および管理する方法について説明します。

Roving Edge Infrastructureデバイスのオブジェクト・ストアにアップロードするオブジェクトにバージョニングを適用できます。オブジェクト・バージョン管理機能では、新規オブジェクトのアップロード、既存のオブジェクトの上書き、またはオブジェクトの削除が発生するたびに、オブジェクト・ストレージでオブジェクト・バージョンが自動的に作成されます。Roving Edge Infrastructureでは、オブジェクトに対して次のオブジェクト・バージョニング状態がサポートされています:

  • 無効: 既存のオブジェクトと同じ名前のオブジェクトをアップロードすると、オブジェクトは上書きされ、上書きされたオブジェクトは保持またはリカバリできません。オブジェクトを削除すると、その削除は永久的となり、オブジェクトはリカバリできません。
  • 有効: 既存のオブジェクトと同じ名前のオブジェクトをアップロードすると、既存のオブジェクトは前のバージョンになり、新しくアップロードしたオブジェクトが最新バージョンになります。アップロードした各オブジェクトには、一意のバージョン識別子が割り当てられます。オブジェクトを削除しても、オブジェクト・ストレージは削除されたオブジェクトのバージョンを保持します。

Roving Edge Infrastructureデバイスのオブジェクト・ストレージにバケットを作成するときに、オブジェクト・バージョニングを有効にします。バージョン管理機能が有効になっているバケットは、様々なバージョンのオブジェクトを生成して格納できます。バージョニングは、作成時にのみバケット内で有効化できます。すでに存在するバケットのバージョニングを有効または無効にすることはできません。

ノート

アップロードしたオブジェクトにバージョニングを適用するが、使用可能なバケットでバージョニングが有効になっていない場合は、使用できません。かわりに、バージョニングが有効になっている新しいバケットを作成し、そのバケットにオブジェクトをアップロードする必要があります。バケットの作成を参照してください。

次のオブジェクト・バージョニング・タスクを実行できます:

この機能の詳細は、Oracle Cloud Infrastructureドキュメントのオブジェクト・バージョニングの使用を参照してください。