「マネージド・ビルド」ステージの追加
ビルド・パイプラインに「管理対象ビルド」ステージを追加します。
ビルドのために、このステージでコード・リポジトリを追加する必要があります。リポジトリは、「マネージド・ビルド」ステージを追加する前に構成する必要があります。リポジトリの作成については、コード・リポジトリの管理を参照してください。
ステージを追加する前に、ビルド・パイプラインが必要です。
Oracle Cloudコンソール、REST APIおよびCLIを使用したDevOpsへのアクセスについては、DevOpsへのアクセスを参照してください。
- ナビゲーション・メニューを開き、「開発者サービス」をクリックします。「DevOps」で、「プロジェクト」をクリックします。
- プロジェクトおよびビルド・パイプラインを選択します。
- パイプラインにステージを追加するには、「+」アイコンをクリックし、「ステージの追加」を選択します。
- 「ステージ・タイプ」で、「マネージド・ビルド」を選択して「次」をクリックします。
- ステージの名前と説明を入力します。説明の追加はオプションです。
- ビルド ランナー シェイプを選択します。
デフォルトのシェイプ(クイック・スタート・オプション)を選択するか、必要なOCPU数およびメモリー量(GB)を選択してカスタマイズできます。カスタマイズのプロビジョニングには時間がかかります。
- ベース・コンテナ・イメージとして「Oracle Linux 7」を選択します。
- (オプション)プライベート仮想ネットワークにアクセスするには:
- テナンシ内の仮想クラウド・ネットワーク(VCN)およびリージョナル・サブネットを選択します。
- (オプション) VCNへのアクセスを制限するために、VCN内のネットワーク・セキュリティ・グループ(NSG)を選択できます。
VCNの内部ドメイン・ネーム・システム(DNS)解決は、プライベート・アクセスではサポートされていません。IPを使用して、プライベート・ネットワークでホストされているサービスと通信します。
- (オプション)ビルド仕様ファイルのパスを入力します。
ビルド仕様には、ビルド・パイプラインがビルドの実行に使用するビルド・ステップおよび設定が含まれています。
- ビルドのプライマリ・コード・リポジトリを選択します。
- リポジトリの接続タイプおよび接続を選択します。サポートされる接続タイプは:
すでに構成した外部接続のみを選択できます。接続が存在しない場合は、「接続の作成」リンクをクリックします。
- 「GitHub」または「GitLab」を選択した場合は、リポジトリを選択します。
- 「Bitbucketクラウド」を選択した場合は、ワークスペースとリポジトリを選択します。
- 「Visual Builder Studio (VBS)」を選択した場合は、外部VBSプロジェクトとリポジトリを選択します。
- 「Bitbucketサーバー」または「GitLabサーバー」を選択した場合は、ビルド・ソースを含むリポジトリURLを入力します。
- 選択したコード・リポジトリのブランチを選択または入力します。
ビルドは、ビルド実行をトリガーするブランチで実行され、ビルド・ステージの追加時に構成されるブランチからは実行されません。構成されたブランチは、ビルド実行がOCIコンソールを介して手動でトリガーされる場合に使用できます。
- 「ビルド・ソース名」に、ビルド・ランナーでソース・コードがダウンロードされるフォルダの一意の名前を入力します。例:
Source1、Source2
。 - 変更を保存します。
- リポジトリの接続タイプおよび接続を選択します。サポートされる接続タイプは:
- さらにコード・リポジトリを追加するには、「ビルド・ソースの追加」をクリックし、リポジトリを選択します。
- (オプション)ステージのタイムアウト値(秒)を入力します。
- (オプション)ステージにタグを追加するには、「タグ付けオプションの表示」をクリックします。タグ付けとは、テナンシ内のリソースを整理およびトラッキングできるメタデータ・システムです。
リソースを作成する権限がある場合、それにフリーフォーム・タグを追加する権限もあります。
定義済タグを追加するには、タグ・ネームスペースを使用する権限が必要です。
詳細は、リソース・タグを参照してください。
- ステージをパイプラインに追加するには、「追加」をクリックします。
ステージ・プレビューによって、構成のスナップショットが提供されます。
次のステージをパイプラインに順次またはパラレルに追加できます: - アーティファクトの配信: 「管理対象サーバー」ステージで作成したソフトウェア・アプリケーションを、Oracle Cloud Infrastructure (OCI)アーティファクト・レジストリ・リポジトリまたはOCIコンテナ・レジストリ・リポジトリに格納します。
- デプロイメントのトリガー: デプロイメント・パイプラインを開始して、ビルド・パイプラインからの出力をデプロイします。
- 待機: ビルド・パイプラインをテストするために特定の期間一時停止します。
コード・リポジトリに変更をコミットしたときに、手動でビルドを実行するか、自動的にビルド実行をトリガーできます。手動実行では、コード・リポジトリに対する最新コミットが使用されます。特定のコミットに基づいてビルドを実行するには、コミットの詳細を指定します。
ビルド・パイプラインを作成するには、
create
コマンドを実行します:oci devops build-pipeline create --project-id
パイプラインに「マネージド・ビルド」ステージを追加するには、
create-build-stage
コマンドを実行します:oci devops build-pipeline-stage create-build-stage
必須パラメータは:
--build-pipeline-id
--build-source-collection
--image
--stage-predecessor-collection
ビルド・ランナー・シェイプを構成するためのオプション・パラメータは:
--build-runner-config
build-pipeline
およびbuild-pipeline-stage
のすべてのコマンドを取得するには:oci devops build-pipeline -h
oci devops build-pipeline-stage -h
create-build-stage
コマンドのヘルプを取得するには:oci devops build-pipeline-stage create-build-stage -h
ビルド・パイプラインを作成するには、
CreateBuildPipeline
操作を使用します。パイプラインに「マネージド・ビルド」ステージを追加するには、
CreateBuildPipelineStage
操作を使用します。buildPipelineStageType
属性には、値としてBUILD
を指定します。CreateBuildStageDetailsリクエストに加えて、ビルド・ランナー・シェイプをカスタマイズするために、指定された属性の1つを追加する必要があります:
.buildRunnerShapeConfig(CustomBuildRunnerShapeConfig.builder().ocpus(<no_of_ocpus>).memoryInGBs(<memory_in_gbs>).build())
.buildRunnerShapeConfig(DefaultBuildRunnerShapeConfig.builder().build())