ディザスタ・リカバリでのPostgreSQLバックアップでのOCIデータベースの使用

ディザスタ・リカバリには、PostgreSQLデータベース・システム・バックアップとともにOCIデータベースを使用します。

バックアップは、コピーして別のリージョンに配布できます。プライマリ・データベース・システムが使用できない場合は、2番目のリージョンにコピーされたバックアップを使用して、新しいデータベース・システムをプロビジョニングできます。バックアップを使用した障害時リカバリ・プロセスは次のとおりです。

  1. データベース・システムのバックアップをコピーします。データベース・システムがすでに存在するかどうかに応じて、いくつかの方法でバックアップをコピーできます。

    1. データベース・システムの作成時にバックアップ・コピーを有効にします。
    2. 管理ポリシーを編集して、既存のデータベース・システムのバックアップ・コピーを有効にします。
    3. 既存のバックアップを別のリージョンにコピーします
    ノート

    バックアップを自動的に作成およびコピーする管理ポリシーを使用することをお薦めします。
  2. プライマリ・リージョンが使用できない場合は、別のリージョンにコピーされたバックアップを使用して、そのリージョンに新しいデータベース・システムを作成します。プライマリ・データベース・システムでカスタム構成が使用されている場合は、バックアップ・リージョンにも同様の構成を作成する必要がある場合があります。データベース・システムを作成する場合は、自動バックアップを有効にして、後でプライマリ・リージョンにリストアできるようにします。
  3. 新しいデータベース・システムが使用可能になったら、そのエンドポイントを使用するようにアプリケーションをリダイレクトします。
  4. プライマリ・リージョンが使用可能になると、バックアップを元のリージョンにコピーします。
  5. リージョンにコピーしたバックアップを使用して、元のデータベース・システムをリストアします
  6. 元のデータベース・システムがリストアされたら、そのエンドポイントを使用するようにアプリケーションをリダイレクトします。

管理ポリシーのスケジュールに応じて、RPOは数分から24時間を超える場合があります。前述のプロセスを使用すると、RTOは数分かかる場合があります。