ディザスタ・リカバリでのPostgreSQLバックアップでのOCIデータベースの使用
ディザスタ・リカバリには、PostgreSQLデータベース・システム・バックアップとともにOCIデータベースを使用します。
バックアップは、コピーして別のリージョンに配布できます。プライマリ・データベース・システムが使用できない場合は、2番目のリージョンにコピーされたバックアップを使用して、新しいデータベース・システムをプロビジョニングできます。バックアップを使用した障害時リカバリ・プロセスは次のとおりです。
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データベース・システムのバックアップをコピーします。データベース・システムがすでに存在するかどうかに応じて、いくつかの方法でバックアップをコピーできます。
- データベース・システムの作成時にバックアップ・コピーを有効にします。
- 管理ポリシーを編集して、既存のデータベース・システムのバックアップ・コピーを有効にします。
- 既存のバックアップを別のリージョンにコピーします。
- プライマリ・リージョンが使用できない場合は、別のリージョンにコピーされたバックアップを使用して、そのリージョンに新しいデータベース・システムを作成します。プライマリ・データベース・システムでカスタム構成が使用されている場合は、バックアップ・リージョンにも同様の構成を作成する必要がある場合があります。データベース・システムを作成する場合は、自動バックアップを有効にして、後でプライマリ・リージョンにリストアできるようにします。
- 新しいデータベース・システムが使用可能になったら、そのエンドポイントを使用するようにアプリケーションをリダイレクトします。
- プライマリ・リージョンが使用可能になると、バックアップを元のリージョンにコピーします。
- リージョンにコピーしたバックアップを使用して、元のデータベース・システムをリストアします。
- 元のデータベース・システムがリストアされたら、そのエンドポイントを使用するようにアプリケーションをリダイレクトします。
管理ポリシーのスケジュールに応じて、RPOは数分から24時間を超える場合があります。前述のプロセスを使用すると、RTOは数分かかる場合があります。